保険屋さんが放った「マジで最悪」な一言

絶対に乗っかってはいけないセールストーク5選

保険営業マンの「最悪な一言」を回避するためには、彼らがよく使うセールストークのパターンを知っておくことが重要です。以下の5つのフレーズには、特に注意が必要です。

1.「社会人として自分自身に責任を持つことは大切です」

新入社員に対してよく使われるセールストークです。「ご両親に負担をかけることのないよう、死亡保障を準備しては」と続きます。しかし、独身で親に経済的依存がない場合、そもそも死亡保障は必要ありません。必要性ではなく、「社会人としてのマナー」という雰囲気で契約させようとする手口です。

2.「若いうちは保険料が安いので、今のうちに」

確かに保険料は年齢とともに上がります。しかし、必要のない保険に「安いから」という理由で加入するのは本末転倒です。今必要かどうかで判断すべきであり、将来の「お得感」に惑わされてはいけません。

3.「皆さん、これくらいは備えていらっしゃいます」

「周りもやっている」という同調圧力を利用したトークです。しかし、保険の必要性は人それぞれ。家族構成、収入、貯蓄額、会社の福利厚生など、個人の状況によって大きく異なります。「皆さん」という言葉に惑わされず、自分に必要かどうかで判断しましょう。

4.「このままでは、ご家族が大変な思いをしますよ」

不安を煽る典型的なセールストークです。具体的な根拠なく漠然とした不安を刺激し、冷静な判断を妨げようとしています。「公的保障もあるし、勤務先からの給付もある」——専門家は、足し算ではなく引き算で考えることを勧めています。

5.「万が一のことが起きてからでは遅いんです」

これも不安を煽るパターンです。確かにリスクへの備えは大切ですが、恐怖心で判断を急がせるのは問題があります。保険は長期契約になることが多いもの。焦って決める必要はまったくありません。

しつこい勧誘を撃退する断り方

最後に、しつこい保険の勧誘を上手に断る方法をご紹介します。

「親戚から入っている」と伝える——これが最も効果的な断り文句です。親戚から入っている保険を切り替えてもらうのはハードルが高いため、多くの営業マンはこれで諦めます。

「FPの無料相談で見直しをしたばかり」と言う——専門家に相談済みであれば、新たな提案をする余地がないと判断されます。

曖昧な返事は絶対にしない——「検討します」「また今度」は、営業マンにとって「脈あり」のサインです。はっきりと「必要ありません」と伝えましょう。

それでもしつこい場合は、保険会社のカスタマーセンターに苦情を入れ、担当者の変更を依頼することも可能です。保険法では契約者にはいつでも解約する権利があることが明記されており、正当な理由なく解約を拒否することは法律違反となります。

まとめ

保険は、万が一の時に家族を守るための大切な備えです。しかし、その保険を売る営業マンの中には、残念ながら顧客のことを考えず、自分の成績だけを優先する人もいます。

「膠原病じゃないですよね?」「契約する気ないなら最初から断れ!」「死んだら家族はどうなる?」——これらの言葉は、決して許されるものではありません。しかし、過酷なノルマに追われる業界構造が、こうした発言を生み出している側面もあります。

大切なのは、どんなに巧みなセールストークにも流されず、自分のライフプランに本当に必要な保険かどうかを冷静に判断すること。そして、もし不快な対応をされたら、毅然とした態度で断る勇気を持つことです。保険は「入らされる」ものではなく、「自分で選ぶ」ものなのですから。

▶ 参考資料
・東洋経済オンライン「顧客が絶対にハマる保険営業の殺し文句とは」
・ダイヤモンドオンライン「保険営業で絶対に乗っかってはいけないセールストーク7選」
・文春オンライン「現役郵便局員が涙ながらに打ち明けるかんぽ生命不正販売の実態」
・幻冬舎ゴールドオンライン「友人面の保険外交員による執拗な勧誘」